京都イマジナリー・ワルツ
2021.10
概要
KYOTO EXPERIMENT初の公募プロジェクトで選出され、2021年・2022年の2年間にわたり作品を上演する。
初年度は、2020年の緊急事態宣言発令後に松本が始めた、想像上のものや人、風景と踊ることを試みる「イマジナリー・ワルツ」プロジェクトを、京都バージョンとして展開する。ワルツは、男女が身体を接触させて踊ることから、その道徳的な問題が繰り返し指摘されてきた。ここを出発点に、松本の個人史や京都で行うリサーチやインタビューを元に、身体的接触が制限される現代において、触れ合うこと、手を取り合うことの意味を問いかける。「他者」と踊るワルツのかたちを2年かけて孵化させていく試み。
日程
2021年10月22日(金)16:00*
10月23日(土)14:00 / 19:00*
10月24日(日)17:30
※開場が開演の30分前
*ポスト・パフォーマンス・トークあり
会場
THEATRE E9 KYOTO (〒601-8013 京都府京都市南区東九条南河原町9-1)
JR「京都」駅八条口から徒歩約14分
JR・京阪「東福寺」駅から徒歩約7分
クレジット
振付・構成:松本奈々子、西本健吾 / チーム・チープロ
出演:松本奈々子
映像デザイン:安倍大智
舞台監督:小林勇陽
照明:渡辺佳奈
音響:林実菜
制作:芝田江梨、福森美紗子 (THEATRE E9 KYOTO)
プロダクションマネージャー:北方こだち
テクニカルアドバイザー:吉本有輝子 (真昼)
リサーチアシスタント:芝田江梨
ファクトチェック:永井良和(関西大学 社会学部教授)
字幕翻訳:河合京花
宣伝美術:細谷修三
協力:飯塚大周(音楽家・音響家)、加藤政洋(立命館大学文学部)、菊地暁(京都大学人文科学研究所)、久保枝里紗、関口美央、関口里菜、永井良和、長岡真理子、中村公治(K−ダンスカンパニー)、松本みゆき、松本康之、宮脇有紀(ダンサー・振付家)、本橋仁(京都国立近代美術館)
製作:チーム・チープロ
共同製作:KYOTO EXPERIMENT
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 (国際芸術交流支援事業) |独立行政法人日本芸術文化振興会、一般財団法人地域創造 [Intergenerational Thinking - 世代間の対話]
主催:KYOTO EXPERIMENT
・KEXアーカイブはこちらのページへ。
✏️ レビュー
「もしもし?!」が投げかける射程の広がり―KYOTO EXPERIMENT 2021 AUTUMN総評 文:高嶋慈
「踏み続けるステップ――抗いと回復のために」文:竹田真理
🚣♀️ その他
シアターアーツ 2022 春 66号 AICT会員アンケートにてダンス批評家竹田真理さんに、「2021年度のベスト舞台」、「2021年に活躍が目立った新人アーティスト」として本作をとりあげていただいています
Photo by oka haruka
再演
2022 Dec. 《京都イマジナリー・ワルツ 横浜公演》 @STスポット 👉詳細